Amazonコンサルティング・運営代行ならプロが対応するアマ総研へ!
Amazonコンサルティング・
運営代行ならプロが対応する
アマ総研へ!
多くの方のAmazonとは「世界最大のネット通販サイト」というイメージを抱きます。
Amazonは全ショップの商品ページが殆ど同じで他社と差別化が難しいと言われています。ところが、それにより生まれる集客方法もあるといいます。
Amazon.co.jpで取り扱う商品数は5000万種類以上あり、多種多様なユーザーが出店を行っているため、非常に品揃いが良い印象ですよね。上記では、商品ページの仕様が同じであることから他社との差別化が難しいと伝えましたが、一つの商品に対しては1ページが基本です。
こういったAmazonの特徴を活かして上手に集客方法を行うことで、売上向上、認知度アップに繋がります。今回は、集客のために他社がおすすめするアプローチ方法についてまとめました。
大きく三つに分けると「カート獲得」「SEO対策(検索エンジン最適化)」「広告運用」が挙げられるため、各理由とアプローチ方法を解説いたします。
Amazonには、大口顧客しか獲得できない「カート獲得」という仕組みがあります。「カート獲得」とは、商品詳細ページで一番上に大きく掲載されている商品のことを指します。ここに商品を掲載するには、その商品のカートを獲得している必要があります。
この最重要な「カート獲得」をするためには、下記の点に気を付けて運用をしましょう。
▼Amazonが重要視している要素
・価格
・パフォーマンス指標
・販売実績
レビューの星の評価、配送の評価、また、価格帯が合っているかという点など、他社と比較した際にお客様からの評価が高いことで「カート獲得」に繋がりやすいと言われています。
Amazon独自の検索エンジンを「A9」「A10」と呼びますが、独特なアルゴリズムによって商品検索の管理がされています。そのため、Googleと同じSEO対策では上位表はされません。Googleで検索上位に表示されたとしても、自社商品が表示されるとは限りません。
そのため、Amazonのアルゴリズムにヒットする内容でページ作りをすることが大切です。
▼アルゴリズムで重要な項目
・キーワード設定
・商品レビュー数
・販売件数
・在庫の有無
・商品価格
・オーガニックランキング
・内部販売件数
・ユニットセッション率
・オフサイト販売率
重要項目 | 重視する点 | 注意点 |
キーワード設定 | 「検索のしやすさ」を重視 想定される検索ワードを正しく記載している出品ページを優先的に表示 |
商品い直接関係のないワードが入っていると、検索から圏外に除外される可能性が高いです。 |
販売件数 | アルゴリズムに最も重要とされている条件 ユーザーとAmazonの利益が合致する商品が表示されやすい |
A10の最新アルゴリズムからは「適正価格」であることが重要視されるようになりました。 |
商品レビュー | 商品レビュー数が多い方が、ユーザーからの注目度が高いと判断される | レビュー数が多ければ良いわけではなくレビューの内容も重視されるため、良質なレビュー内容が評価の対象になります。 |
商品価格 | 「Amazon基準の価格相場」に当てはまっているかが重要 | 極端な価格設定の場合(2,000円だ基準なのに200円で出品等)、検索しても商品情報が表示されないことがあります。 |
在庫有無 | 上位表示に重要な要素として、在庫がある商品が優先される | 在庫が欠品に注意して、在庫の安定的な確保をしましょう。 |
ユニットセッション数 (商品ページから購入に至った人数=CVR) |
計算方法は 注文数÷訪問者数×100 購入決定率が高い方が評価される |
ユニットセッション数が少ない場合は、商品ページを訪れていても購入に至っていない理由があるため、改善が必要です。 |
オーガニックランキング | 広告を利用せずにオーガニック検索で表示されるランキングのため、購買率が高いセラーとされている | オーガニック検索でヒットする商品は、Amazon、出品者共にメリットがあるため、非常に信頼度の高い評価基準です。 |
オフサイト販売率 | Amazonの既存顧客ではなく、外部サイトから流入してきたユーザーへの販売率 | Amazonは外部サイトから流入導線を確保してくれるセラーと評価します。貢献度の高さも重要なポイントです。 |
内部販売件数 | Amazon内で直接検索して購買に至った販売件数 | 貢献度の高いAmazonユーザーに対し、商品販売しているブランドという評価に繋がります。 |
また検索結果で2ページ目以降まで閲覧するお客様の割合は30%ほどに下がります。殆どのお客様が1ページで離脱してしまうため、他社と差別化を計りにくいページ作りの中にも、文面のSEO対策が大切です。
Amazonが独自で行っている広告配信サービス。これらの活用方法をしっかり熟知し、サービスをベストタイミングで活用するように心掛けましょう。
また、こういったサービスを利用することで、レビュー数や販売実績に関係なく上位表示させることが可能です。目立つ箇所に表示される広告もあるため、新規出品時の対策にも活用してみてください。
特に、スポンサープロダクト広告はおすすめとされていますが、各サービスの活用条件もありますので内容を把握してから活用してみてください。
上記で説明したように、Amazonのアルゴリズムや上位表示には抑えるべき大きいポイントが三つありましたが、運用するとなると難しいですよね。
そのポイントを抑えるために知っておくべきAmazonの運用のコツ、また改善方法についてもご紹介します。
見直すポイント | 改善、使用方法 | メリット |
配送スピード | AmazonFBAサービスの利用 (大口顧客限定) |
・Amazonプライムマークが付与され、速達対象となる ・梱包&配送&カスタマーサービスまで対応してもらえる |
ポイント活用 | Amazonポイントセントラルにて設定 | ・Amazonがポイント活用に尽力している ・少数のAmazonポイントユーザーのニーズに引っかかる |
プロモーションコード活用 (割引コード) |
セラーセントラル「広告」>「プロモーション」から設定 | ・競合店商品との差別化 ・一定金額以上購入などの場合、合わせ購入が促進される |
ビジネスレポートの活用 | セラーセントラル>「各種レポート」 | ・属性、1人あたりの購入平均額など、数値の分析に役立つ ・自社の強みを知る事ができる |
レビュー数 | Amazon Vine 先取りプログラム活用(有料) | ・カート獲得しやすい ・レビューが集まりにくい商品に適用 |
メルマガ配信 | Amazonカスタマー エンゲージメント テーラードオーディエンス | ・販売者から顧客に直接メール配信可能(オーディエンス毎の選択) ・リピーターへのアプローチが行いやすい ・施策のPRにも効果的 |
SNS活用 自社メディアの充実 |
Instagram、Twitter、LINE Facebook、TikTok、You Tube、自社サイト、企業HP |
・低コストで集客可能 ・海外へのアプローチもしやすい |
他にも、例えばカテゴリの見直しなども集客の重要なポイントと言えます。お客様がカテゴリから細かい条件で検索する場合は、非常に購入意欲が高いため購入率向上が見込めます。
カテゴリが誤っていると、商品ページにも辿り着いてもらえません。
商品の購入率や集客率が低い時は、正しいカテゴリに設定されているか再度見直すこともおすすめです。
集客をアップさせるコツをそれぞれご紹介いたしましたが、商品ページに訪れたお客様が商品を購入しなければ転換率が低くなってしまいます。転換率とは、100人訪れて10人が購入に至れば転換率は10%という計算方法になります。
ランキングに上位表示には、ユニットセッション数が重要と述べたように、転換率にも影響があるため豊富な情報量と見やすい商品ページにしておくことが大切です。
そこで、転換率を向上させるための効果的な方法を2点ご紹介します。
1、サブ画像の強化
画像は8枚登録できますが、6枚目以降が見えない仕様となっているため、登録枚数は6枚で簡潔する内容で登録することがおすすめです。
2、商品紹介コンテンツの充実
同じ商品を出品している競合店も存在するため、差別化を計るには商品の紹介文をいかに必要な情報で埋めるかが重要です。
上記の他には、先ほどポイントに挙げた内容と同様にAmazonカート獲得、高評価レビュー数の獲得が挙げられます。向上するには、運用コツを熟知し試行する他にAmazonのサービスを活用することをおすすめします。
集客を増やすには、Amazonのアルゴリズムを把握し、ポイントを抑えた改善を行う必要があります。まずは、自社サイトに欠けている点を見つけて上記の内容を参考に改善をしてみてくだい。
最も注意すべき点としては、正しい情報であるということです。売りたい商品だからと、極端な文面、価格、画像加工などは避けて運用してください。レビューに影響の出る悪循環のページになり兼ねません。
見やすく正しい情報が掲載されているページは、必然とアクセス数が伸び、お客様が購入イメージしやすいため、安心してご購入していただけます。
良い商品ページを心掛けてAmazonで売れるブランドを作っていきましょう。
TOPへ戻る