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Amazonには独自の検索アルゴリズムがあるのをご存じですか?
「A9」「A10」という検索アルゴリズムなのですが、大手の検索サイトとは引っかかる条件が異なります。
Amazon独自であることから、Amazonの特徴に沿ったSEO対策が重要です。まずは、Amazonの特徴をしっかりと把握し、なぜ上位表示へ影響があるのか理解しましょう。
上記の点を理解することで、必然的に上位表示を狙えるようになり、「カート獲得」にも近づきます。
今回は、検索アルゴリズムの特徴とSEO対策についてご紹介いたします。なかなか順位が上がらないで悩んでいる大口出品Amazonセラーも必見です。初めて出品する出品者は、意識しながら商品ページを作ってみてください。
商品の検索を行うと「オーガニック検索(SEO)」「スポンサープロダクト広告」「スポンサーブランド広告」の3つが決まった配置で結果表示にされます。
上記の3つの表示優先順位としては下記となります。
・検索結果ページ一番上にスポンサーブランド広告活用時のPR箇所
・次にスポンサープロダクト広告活用時のPR箇所
・最後にオーガニック検索の上位商品が表示される
これらはPCもスマホも同様の優先順位となっています。
ただし、PCだと50ページが表示されるところ、スマホだと20商品程しか表示されていません。また、Amazonに訪れる7割のお客様は、2ページ目以降を見ないとされているため、1ページに表示されていることがベストです。さらに、6割くらいは上位表示1位から3位しかクリックをしないといいます。
そのため、上位表示を目指すには1ページ目でなければ大きな売上を見込めません。
近年まで「A9」が主流でしたが、「A10」が最新版で登場しました。
現時点でアルゴリズムの全容は公表されていないため、攻略が難しい部分ではありますが、今までの分析結果をもとに上位表示されやすい要素が2つに絞られます。
・商品ページ
・検索キーワード
・商品の販売価格
お客様にヒットしやすいキーワードを盛り込むことで検索に引っかかりやすくすることはSEOの基本です。他社のSEOと差ほど違いはありませんが、Amazonの場合のSEO対策について下記項目の施策を行ってみましょう。
Amazonで一番重要なSEO対策は「商品名」です。
商品名は最大50文字まで入力可能です。ただし、重複したキーワード無意味であると同時に、「質の低い出品」と判断されてしまいます。
そのため、加えたいキーワードは1語ずつ入れ込んでください。
メーカー名、ブランド名、型番、商品名、色、サイズ、タイプ等商品の特徴やシーンを半角で区切って構成しましょう。ただし、規約上禁止されているキーワード(セール、送料無償、激安)も存在するため、Amazonのルールに沿って商品名を考案してみてください。
(商品名に関するガイドライン)
https://sellercentral.amazon.co.jp/help/hub/reference/external/YTR6SYGFA5E3EQC
商品仕様とは、商品名(タイトル)の下に表記されるテキストを指します。スマホの場合は表示される箇所が「詳細」となります。
商品仕様には、箇条書きで最大5つ記述することができます。この箇所に関連するキーワードを盛り込むことで、関連性向上に繋がりやすいため狙いたいキーワードを盛り込みましょう。
検索アルゴリズムに必ずインデックスされるとは限りませんが、内容を誇張した表現ではなく、適切なワードを記述することをおすすめします。読みやすさもポイントなため、あまり長い文章で記載することはおすすめできません。
商品紹介コンテンツは、構成を15種類から最大5つ選択することができます。
記述したテキストは、SEO効果があると言われているため、「商品仕様」と同様に意識した内容でまとめましょう。ただし、画像内に文字を入れたものは引っかからないため注意してください。
商品紹介コンテンツの良さとしては、画像と文字を組み合わせて自社の強みを強調することができます。商品ページの仕様は自由度が低い(Amazonの特徴)ことから、商品紹介コンテンツで他社と差を付けるWEB接客が可能です。ブランドの工夫によっては、コンバージョンの向上にも繋がります。
ポイントとしては、商品の強み、特徴、使用例などを記述することがおすすめです。
商品紹介コンテンツとは異なり、「商品説明文」という項目もあります。商品説明文は、文章のみでの訴求が特徴です。
ただし、商品説明文と商品紹介コンテンツの両方を活用する必要はありません。商品紹介コンテンツを活用する場合は、商品説明文は不要となります。
Amazonのセラーセントラル管理画面からは「検索キーワード」を入力する項目がありますが、そこまでSEO効果として重要視していないといいます。
ただしポイントとして、お客様が検索する際にカタカナ、ひらがな、漢字、英単語などのどの検索キーワードで検索するかという点です。
例えば「コーヒー」「珈琲」「coffee」など該当する全てのワードを組み込むとSEO対策としてベストとなります。検索するであろうキーワードは商品に沿った正しい内容であれば設定しておくといいでしょう。
「A10」からは、商品の価格もAmazonのSEOに重要な要素となりました。
他社と差を付けたいからと商品に見合わない価格設定を行うことで、検索表示もされない可能性があるため注意してください。
類似商品や同一商品の平均をよく調査し、適正価格での販売を心掛けましょう。
検索数が多く購入に繋がるキーワードを選ぶことが重要ですが、キーワード選定には複数の方法があるためご紹介いたします。
検索窓に検索キーワードを入力した際に下部に表示される候補のことを指します。
候補に上がるワードに関しては、検索件数が多いキーワードであるため、参考にしてみましょう。
また、今人気のキーワードなども見つけることができるため、トレンドを知るにも良いかもしれません。
ただし、人気のキーワードは検索件数が多い分競合店も増えます。競合店対策のために、差別化ができる自社の強みをしっかりと持っておくことが大切です。
セラーセントラルに付いた機能に「ブランド分析」ツールがあります。
こちらもサジェストキーワードのように、キーワードを入力すると関連するワードも一覧で表示されるため、どのキーワードを使用するのか見つけやすいと思います。
サジェストキーワードと異なる点としては、検索頻度が分かることです。スモールキーワードからビッグキーワードまでが分かる仕様となっているため、非常に活用的です。
ブランド分析を賢く活用して様々なシーンで使ってみましょう。
Amazon内のサービスだけではなく、外部でも検索キーワードを抽出できるツールがあります。
無料の検索キーワード選定ツール
Googleトレンド、ラッコキーワード、キーワードプランナー、RURI-CO、Ubersuggest
有料の検索キーワード選定ツール
keywordmap、Ahrefs、SEM RUSH、kwfinder.com、SERPStat
まずは、禁止ワード(「セール」「激安」など)を入れ込まない、同じ表現を繰り返さない、ブランド名とASINの入力禁止など、他にもAmazonで決められたルールの把握して商品名を考案しましょう。
次に、ロングテールを意識した商品名にしてみてください。ロングテール戦略とは複数のキーワードを合わせることでターゲットを絞り、競争率の低い層を獲得する方法です。
例として、「タオル」のみではなく、「タオル 長方形 マイクロファイバー」など、より具体的なワードを組み込むことで、購入意識の高いお客様を狙うことができます。
この施策に関しては、まだ出店したての初心者ほど競合店を減らして商品ページに辿り着いてもらえる内容のためおすすめです。
また、上記の様にロングテール戦略を行う場合は、関連のあるワードを並べるように心掛けてください。関連のないワードを横に並べてもニーズとは違うお客様ばかり辿り着いてしまうためユニットセッション数が下がってしまいます。自社商品へのターゲットを明確にし、ポイントを抑えた上で商品名を考案することが大切です。
FBA(フルフィルメントBy Amazon)は、倉庫での商品管理から梱包、配達、カスタマーサービスまでをAmazonが代行してくれるサービスです。
メリットとしては、カート取得するために重要な「配送スピード」を上げることができます。商品ページで変わる箇所というと発送元がAmazonになり、primeマークが付与される点になります。
Amazon prime会員であれば送料無料や速達が選択できることから、お客様からの配送評価が向上することも見込めます。
実際にAmazonに出品しているセラーは、7割の方がFBAを活用しているといいます。業務効率化にも繋がり負担軽減になるため、非常におすすめのサービスです。
AmazonのSEOを熟知するだけではなく、NGルールを把握し、正しい運用ができることが大切になります。
また、競合店の施策や変化は常に意識しておくことで先駆けた対策などを行うことができます。複数の競合店の動向を日々メモしておくことがおすすめです。
これらの対策に対し費用が発生する場合もあるため、自社が使える費用を決めてからできる限りの内容でまずは試してみてください。
費用に関しては、他の記事を参考にご確認ください。