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ページをご覧いただきありがとうございます。
Amazonセラーアカウントをお持ちの出品者に向けて、最新の『2023年版Amazonの手数料変更とFBA料金のアップデート詳細』を分かりやすく簡潔にまとめました。
さらに、改定後の内容を網羅したら確認してほしいことは、余計なコストは支払っていませんか?ということです。そこで、Amazonセラーには必ず為になるコスト節約に繋がるポイントも解説いたします。
不振在庫がありどうしたら良いか悩んでいる方には必見の内容となっているため、最後まで一読いただいたらセラーアカウントを開いてコスト削減3つのノウハウを試してみてくださいね。
目次
2022年12月22日、Amazonセラーセントラルで重要な改定の案内がありました。値上げの理由はインフラの影響によるものでしたが、多くの出品者が費用負担で頭を悩ませたかと思います。
また、FBA手数料にも変更がありましたが、これから活用したいと考えている方はFBAについて詳しく記載した下記ページを参考にご確認ください。
2023年3月1日より、販売手数料の一部改定となります。
改定点(2023年3月1日から適用) | 詳細 |
プロモーション料金 ↓ 標準料金へ変更 |
①服&ファッション小物 ②シューズ&バッグ ③ジュエリー ➜プロモーション料金から標準料金へ変更 |
①服&ファッション小物 | 1点の売上合計 ・3000円以下は商品代金の12% ・3000円以上は商品代金の8% |
②シューズ&バッグ | 1点の合計 ・7500円以下は商品代金の12% ・7500円以上は商品代金の6% |
③ジュエリー | 1点の売上合計 ・1万円以下は商品代金の10% ・1万円以上は商品代金の6% |
該当のカテゴリを取り扱う出品者は、下記正しい計算方法を記載しておりますのでご確認ください。以前まではプロモーション料金だったことから、標準料金への変更は手数料負担が軽減するため出品者にとっては嬉しい改定となったかと思います。
<例①>洋服の1点合計が10,000円の場合、3,000円分は12%、残りの7,000円は8%となる。
▼10,000円の洋服
手数料=3,000×12%(0.12)+7000×8%(0.08)=920円(360円+560円)
<例②>ジュエリーの1点合計が27,000円の場合、10,000円分は10%、残りの17,000円は6%となる。
▼27000円のジュエリー
手数料=10,000×10%(0.1)+17,000×6%(0.06)=2,020円(1,000円+1,020円)
2023年4月1日で廃止となり、出品者が購入者の返品がある際に手数料を支払う必要がなくなりました。
Amazonが一定期間に購入者『30日間返品送料無料』のプロモーションを実施していたため、代わりに出品者が手数料を支払っていましたが、3月31日までで廃止が決定しました。返品送料無料プロモーションが終了となることで、購入者の返品送料は自己負担となり、出品者が手数料を支払う必要がなくなったという内容です。
2023年4月1日から、FBA小型軽量商品プログラムの手数料が値上がりしました。
①サイズ区分『小型』と『標準1』の配送手数料が15円値上げ
改定点(2023年4月1日から有効) | 詳細 |
小型 (25×18×2.0cm以下) |
250g以下 |
標準1 (35×30×3.3cm以下) |
1㎏以下 |
②サイズ区分『標準2(60㎝以下)434円』が、『標準2 2a~2c』へと分割
改定点(2023年4月1日から有効) | 詳細 |
標準 2a 40cm以下 | 2㎏以下 434円 |
標準 2b 50cm以下 | 2㎏以下 465円 |
標準 2c 60cm以下 | 2㎏以下 485円 |
2023年4月1日からFBA在庫保管手数料は『小型・標準サイズ商品』を対象に改定されました。繁忙期(10月~12月)は、手数料が異なるため下記リストをご確認ください。
対象期間(2023年4月1日から有効) | 詳細 |
1月~9月 | 小型・標準: 大型・特大型:4,370円 全てのサイズ:310円 |
10月~12月 ※2023年11月の請求から適用 |
小型・標準: 大型・特大型:7,760円 全てのサイズ:550円 |
2023年4月15日から在庫保管に関して、長期在庫追加手数料の値上げとその中に新しい手数料が追加されました。長期在庫とは、毎月15日にAmazonが倉庫の在庫をチェックした際に、365日を超えた在庫を対象としています。
①保管期間366日以上の在庫対象に手数料5,797円引き上げ
②保管期間271日~365日以内の在庫に新たな手数料追加
保管期間(2023年4月15日から対象) | 詳細 |
保管期間271日~365日以内 | 6,096円(10cm×10cm×10cmあたり) |
保管期間366日以上 | (10cm×10cm×10cmあたり) |
販売手数料がプロモーション料金から標準料金へと変更となったカテゴリは、『服&ファッション小物』『シューズ&バッグ』『ジュエリー』です。
しかし、本来は上記の3つに該当する商品のはずが、違うカテゴリに登録されている場合があります。この場合、コストを多く支払っていることになるため損しています。再度、商品のカテゴリが正しく登録されているのか確認しましょう。
▼確認方法
【セラーセントラルの在庫管理>売上ランキング】
※表示されていない場合、在庫管理>設定から売上ランキングを追加できます。
▼正しいカテゴリへ修正方法
【在庫管理>詳細の編集>重要情報>推奨されるブラウズノード】
また、Amazonのテクニカルサポートへカテゴリの修正依頼ができますので、修正が不可能な場合はお問い合わせしてみてください。
FBA小型軽量プログラム、配送代行ともにサイズ区分の手数料が基盤となっているため、掛かるコストはサイズによって左右することが分かります。
Amazonの計測方法には特徴があり、サイズ計測を実際の梱包より大き目に計ることが多いといいます。そうなると、実際はもうワンサイズ下が適用されてもいい商品が、ワンサイズ上の区分で登録されている可能性があるのです。そのため、正しいサイズ区分で登録されているのかも確認しましょう。もしワンサイズ下げてほしい商品があった場合、再計測の依頼が可能です。
▼再計測依頼方法
セラーセントラルにて『再計測』を検索>ヘルプ画面で『FBA商品を再計測して手数料を確認する』からリクエストを送信
※月に再計測できる件数が限られているようなので注意してください。
他にも、Amazonへ商品を送る前にパッケージを小さくする、袋に入ってしまった空気を抜いて梱包、パッケージを抜いて商品のみで簡単な梱包をするなど工夫をしてコスト削減の最大限の対策をしましょう。
今回新しく追加された手数料として、271日を超えたタイミングで商品の保管料が掛かってしまいます。常に在庫の保管期限を把握しておくことで、余計な保管料を支払わないように気を付ることが大切です。
▼保管日数毎の在庫方法
【セラーセントラル>レポート>フルフィルメント】
↓
返送/所有権の放棄>返送推奨レポート
※PCからも確認はできますが、ダウンロードも可能です。
また、現時点での保管日数を確認し、返送推奨されている在庫が存在する場合の保管料回避は2通りあるためご紹介いたします。
▼在庫返送・所有権の放棄
返送推奨レポートから出品者SKU、またはASINの入力で『返送(または所有権の放棄)依頼を開始』を選択
※返送を希望の場合は、正しい住所を入力し『確認』を選択してください。
依頼完了後の依頼内容は以下操作にて確認できます。
【レポート>フルフィルメント>返送>所有権の放棄依頼の詳細レポート】
▼長期在庫保管手数料の対象在庫を自動返送/所有権の放棄
こちらに関しては、366日以上の保管日数を経過した場合に、自動返送/放棄ができる設定です。ここで注意が必要なのは、366日以上経過した在庫が対象という点です。271日~365日の在庫は含まれていないため、出品者は保管日数を常にチェックして余計な出費を抑えるよう心掛けましょう。
【セラーセントラル>設定>FBAの設定>販売可能な在庫の自動設定】
上記操作後の画面で、『長期保管在庫の自動返送/所有権の放棄』を有効へ
↓
『返送』希望の場合は、正しい住所とメールアドレスを入力
『廃棄』希望の場合は、メールアドレスのみ入力
↓
『更新』で設定完了です。
長期保管在庫に関しては、返却や放棄以外にも売却や寄付、セールやイベント参加による在庫消化なども選択肢としてベストな対応を検討してください。仕入れ回数を分けたり、仕入れ在庫数の見直しも必要です。ぜひ参考にしてみてくださいね。
色々な角度から対策を行うために正しいルールの理解、運用でベストな売上を作っていけることが理想です。また、他出品者の成功事例なども参考にしてみることもおすすめです。
トゥルーコンサルティングでは、Amazonに特化した売上&利益UPに関わるサポートをさせていただいております。何かお困りごとやご相談がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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▼トゥルーコンサルティング株式会社
電話:03-3260-5011
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